とある雑誌の編集長雑記

書きたいことを。読んでいただきたいものではありません

取次制度の限界近し

ピザが食べたい。ただ、太るよね…

 

と、よくわからないままに始めました

このブログ

もーーー、出版業界は

死に向かってる

特に雑誌はつらい

さらに中小出版社は、どこも徳俵に足がかかってる状態です

 

なーんで、こんなに儲からないか?

 

ネットでなんでもただになる現実、そして紙離れが大きいですが、取次も大問題

日本独自の出版文化を作ってきたのは紛れもなく取次です。かつて流通がまだまだで、情報も限られる中、書店に本を配送するという時代、取次は大スターでした

 

だって、どんな本を仕入れていいかわからないし、出版社はどこに撒いていいからわからないし、細々やってたら時間もかかるし、人もかかる。そりゃ取次いたら大助かりですよ

 

ただ、本が売れなくなり、書店がどんどんなくなってる今、取次の売り上げもトーゼン減るから、本当に売れる!と確信を持てるものしか、いっぱい配本しない

 

出版社は取次に下ろし、1部売れたら売価の何パーセントをもらえるとゆーシステムで、お金を稼いでました。

が!どんどん取ってくれなくなるから、まず売れなくなる。書店への配本本数が減れば、数少ない書店に来る人の目にも付かなくなる…

 

悪循環!

なわけです 

 

行く先には暗いわけですな

 

じゃあ、売れる場所を探しましょう、と出版社としてはなるわけですが、売れるかわからない場所にバーっと送るほど、本もないし、送料がかさんでしまうので利率が悪くなる

 

もはや、広告なしには成り立たない雑誌ばかりになるわけです。その広告とて、ネットのほうがプライオリティが高かったり…

 

お先真っ暗な中

日々働いてる我々であります

売り上げが悪いと如実に胃が痛くなる…

まさに今がそんな感じです

 

さて出版業界に未来はあるのか

俺はおまんまの食い上げにあってしまうのか

また愚痴を書きたいと思います

なんとか生きてかねば!!!

 

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